便秘の基礎知識をご紹介します
便秘の基礎知識をご紹介します
便秘の種類
便秘は病院で治療をするほどでもないし、普段通りになんとか生活ができてしまいますけど、やはり苦しいものです。 便秘の症状に悩んでいる人は非常に多いように思います。
それに比例して、さまざまな便秘解消法が紹介されています。 あまりに情報が多すぎて、どれが効果的なのか迷ってしまいますよね。 間違った便秘解消法を続けて、便秘が治らないどころか悪くさせてしまわないためにも、自分の便秘の種類を知っておく必要があると思います。
日本人に多いと言われているのが、病気などの原因がなく習慣になってしまっている常習性便秘です。
これは便秘の症状が続いている慢性便秘の一つで、さらに「けいれん性」「直腸性」「弛緩性」に分類されます。
「けいれん性」の便秘は、腸の働きが過敏になり、便秘と下痢を繰り返します。 ストレスが原因のひとつで、細く短い便が出るのが特徴です。
「直腸性」の便秘は、直腸に便が溜まっても便意をもよおすための命令が脳に送られないことで起こります。 原因としては便を我慢し続けて、浣腸を乱用したなど、本来の便意を無視したことで起こることが多いです。
最後は「弛緩性」の便秘ですが、このタイプの便秘の人が多いです。 腹筋が弱いことや運動不足原因で、腸の動きが鈍くなってしまっています。 お腹が張って苦しいのが特徴で、食生活の改善と日頃から運動を行うことが必要です。
この他に、急性便秘として一過性の便秘がありますが、これは環境が変わったことで便が一時的に出なくなります。 旅行に行くと便秘をする、無理なダイエットで食事や水分摂取量が減ったら便秘になったなど思いあたる人もいると思います。 このタイプの便秘は原因を取り除けば自然に解消していきますよ。
また、嘔吐や激しい腹痛を伴う便秘は、腸閉塞や腸ねん転などの病気が原因であることが考えられますので、すぐに病院で検査してください。
保険は適用されますか?
ほとんどの病院では保険の適用はされないはずです。保険を適用してくれる病院もあるようですが、それでも比較的施術の費用は高額です。
腸内洗浄に水道水を使ってはいけません
腸内洗浄は病院で行うだけでなく、自宅でもできますが、自宅で腸内洗浄を行うのであれば、やってはいけない事をきちんと理解しておく必要があります。
家庭用として販売されている腸内洗浄キットがありますが、このキットのうたい文句として『水道水を人肌にしてから使う事ができます』と書かれてある物がまたにあります。
しかし、腸の中に水道水を入れるのはとても危険なのです。だから絶対に水道水を使用してはいけないのです。なぜかと言うと、水道水にはカルキや塩素などの物質が飲み水として使うために消毒のために含まれています。 世界中の中でも日本の水は直接飲める水として使う事ができるのは珍しいことです。しかし、日本の水道法で定められている内容では、残留塩素が0.1PPM以上なくてはならないという決まりがあります。
この「以上」と言うのが曲者で、上限がありませんので好きなだけ残留させて構わないのです。 たくさん残留させる事によって、良質な水道水になると言うのなら良いのですが、水道水には汚染物質も少なからず混ざっていますので、最悪の場合、汚染物質と残留塩素が混じり合って発ガン性物質のトリハロメタンが発生してしまう可能性があります。これにより健康を損なう危険性が出てきます。
また、水道水の元の水がかなり汚染されている場合、どんな汚染物質が混入されているかもわかりません。
そんな水道水を腸の中に入れると言うのは、水分を吸収しやすい大腸にとっては相当危険な事であるのがわかります。そのため、腸内洗浄には水道水を絶対使わないように注意しましょう。